GW 小海町高原美術館

GW 小海町高原美術館

 

こんにちは。
設計部の神戸です。

 

皆様はGWどのように過ごされましたか?
私は長野県小海町にある
小海町高原美術館に行ってきました!

 

小海町高原美術館は建築家
安藤忠雄氏が手がけた美術館です。

安藤忠雄氏といえば、
幾何学的な造形のコンクリート打ち放しの
斬新な建築が特徴です。

 

小海町高原美術館エントランス

 

エントランスは外から見えず、
コンクリート打ち放しの壁で隠されています。

壁の奥にまわると
エントランスが奥に見えます。

 

小海町高原美術館エントランス2

壁のスリットがアクセントになり
単調でない空間になっています。

アプローチを長くするのは
一般住宅でもよくしますが、
美術館をはじめ店舗などではワクワク感を
演出するのに最適ですね。

 

 

美術館は地下階に展示室があります。
地下におりていくガラス張りの通路から
庭が見えるのが素敵でした。
(地下階と言っても土地の高低差から生まれた
ものなので窓から庭が見えます)

 

小海町高原美術館廊下

標高約1000mにある小海町ならではの
白樺の木々が寒い地域を感じさせます。

 

 

今の展示は
『井上直久展 イバラードへの旅』でした。
井上直久先生はジブリの宮崎駿監督にも
影響を与え、映画「耳をすませば」の挿話
『バロンのくれた物語』の美術もされていた方です。
ファンタジーな街並みの中の
少し現実味を帯びた設定が、
大人も子供も楽しめる世界観になっていて
ワクワクしました。

 

 

安藤忠雄氏の建築作品は
美術館の外にもあります。
それがこの展望台です。

 

小海町高原美術館展望台

 

美術館の庭の少し離れたところに立ち、
まるで美術館を眺めているようです。
中はシンプルに階段だけなのですが、
まわり階段になっているため
登っていると景色が見える部分と
見えない部分が交互にやってきます。

コレが実に面白くて、
少しずつ高くなっていく目線と、
景色が見えない時の
『次はどんな景色になるんだろう』という
ワクワク感が何とも言えなかったです。

 

そして上からみえる景色がこちら。

 

小海町高原美術館 展望台からの景色

 

壮大な自然の中に
幾何学的なコンクリートの美術館がひっそりとたたずむ。
大きな建築にはさらに大きな外構が必要です。

建物は自然の中に添えるようにという
外構設計士の方の言葉もあります。

当社の暮らしと庭設計室のモデルハウスは
そんな庭を目指しました。
また守山モデルハウスはそんな庭になっています。

 

 

皆様のGWの思い出も是非
お聞かせください!

 

 

Godo

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