39.5度

こんばんは。
設計部の神戸です。
先日、久しぶりに体調不良でお休みを頂きました…。
扁桃腺の腫れで39.5度の高熱でぶっ倒れていました。
会社の同僚達含め、お客様にもご迷惑をおかけしてしまいました…。
反省しております…。
私、熱には如何せん弱く、
二日間は起き上がれず、
何もできない状態でした…。
必死の思いで起き上がって
トイレへ行くにもトイレへの道のりの遠い事、遠い事…。
寝室の横にトイレが無い事を呪いました。
さて、そんな経験を踏まえて
本日は動線のお話しをしていきましょう。
最近に始まったことではないですが、
「動線をよくしてほしい」
「回遊動線が憧れで」
というお声をよく聞きます。
私も間取りを考える上で動線についてはかなりの時間考えます。
ただ、こちらがよい動線だと思ってご提案しても
お客様にはまったく響かない事もあります。
なぜなら動線は人によっても、場面によっても異なるからです。
帰宅→手を洗う→着替える→キッチンに行く→ダイニングでくつろぐ
そんな人もいれば
帰宅→作業着をかける→手を洗う→そのままお風呂→リビングでくつろぐ
という人もいるかもしれません。
また場面によっては
買い物から帰宅→パントリー、冷蔵庫にしまう→手を洗う
洗濯物洗う→バルコニーに干す→WICに片づける
いやいや我が家は部屋干し派!という方もいれば、
乾燥機派です!という方もいらっしゃるように、
動線も暮らしも十人十色です。
動線を気にされる方は
是非、ご自身の帰宅時や家事のルーティンを
設計さんに細かくお伝えください!
そうすれば理想の動線が出来上がるでしょう!
さてそんな細かいことも無しにほぼ全てが解消できるのが
平屋の回遊動線だと私は思います。
これは先日、お打ち合わせしたお客様の図面の一部です。
洗面とトイレを軸にした回遊動線です。
SCLで靴をしまい、その横のCLにコートや仕事着をかけ、
洗面で手を洗い、買いだしたものをパントリーにしまい、LDKへ。
洗濯動線も、洗濯機で洗い、脱衣室兼ランドリーで干して、
WIC、各居室に片づけるという、
どんな動線もうまく回るようになっております。
お子様も友達が呼びやすく、
どの部屋からもトイレも行きやすいというほぼ完ぺきと言っていい動線ではないでしょうか。
(自画自賛)
ただ回遊動線はメリットも多いのですが、
デメリットももちろんあります。
ひとつは廊下(通路)の面積が増えることです。
これはどうしようもないのですが…、
面積を大きくとりたいLDKや居室で
我慢する事がでてくることもあります。
もうひとつは照明計画がむつかしくなります。
こっちを点けて、こっちを消してと…、
センサー照明で全て解決したくなりますね。
そうなるとその分、金額は増えていきます…。
日々の生活の動線によるストレスは
小さい事ですが、積み重なって大きな不満になることもあります。
何気なく暮らしている今の動線の
もっとこうなったら…、ここにあれがあれば…を
是非お聞かせください!
湖都コーポレーションが理想の間取り作りをお手伝いいたします!
(季節の変わり目です。皆様も体調にはお気を付けください…!)
Godo