町家再生プロジェクト ―屋根改修―

皆様こんにちは。
営業部の笠島と申します。
ありがたい事に20周年を迎えている湖都コーポレーションですが
「暮らしと庭設計室」モデルハウスオープン見学会では、たくさんの方にお越しいただき、
ありがたいことに、2度目の見学会も開催させていただきました。
モデルハウスのオープンを皮切りに、20周年の盛り上がりはまだまだ続きます!
今後は、かねてより準備を進めてまいりました「町屋再生プロジェクト」なども控えております。
以前のスタッフブログですもご報告させて頂いた、町家再生プロジェクトですが
営業部の私から、工事部のお手伝いをさせていただいたので
進捗状況の報告をさせていただければと思います。
5月のご報告では解体まで済んでいましたが、築年数不詳ということもあり、雨漏りであったり
耐震性など様々な問題があります。
その問題も解体したタイミングでわかる事が多いようで、都度対応する必要があるので時間が要することも、、、
今回は屋根の補修のお手伝いをしたので屋根メインで報告させていただきます。
今回の物件の屋根は昭和初期に使用されていた「土葺き屋根」というものらしく、土の重さを利用して
瓦のズレを防いだり、土自体の断熱効果を期待して使用されていたようです。
しかし、現代においては耐震性に難ありとされているようで、当社でも土は撤去しての改修になりました。
こちらが改修前の屋根になります。
ところどころ、雨漏りの跡であったり手直しされたであろう跡など、、、
このままでは使えない状況ですが、先人たちの生きた証のようなものを感じますね。
こちらは、土を取り除いた状態で合板を乗っけて、瓦を載せれる状況にしている写真です。
ベテランの大工さん、ベテランの上司などに色々と教えていただきながら、昔の工法や
昔のものを良くする為の改修方法など現場で経験しないとわからない事ばかりだなぁと
実際に経験することの大事さを再認識した一日でした。
工事中ですが7月オープン予定になっております。
近くによった際は是非お越しください!!
Kasajima