LINEを無くそう。

LINEを無くそう。

 

こんばんは。

工事部の畝木です。

 

今回からディテールについての例をお話ししたいと思います。

 

まずは基本。

 

内装を綺麗に整ったように見せる方法のセオリーは線を極力減らすことです。

 

例えば高さ(横)のライン。

 

分かりやすいもので言うと建具がその一つです。

 

一般的な住宅の天井高さは2.4mで、窓も室内ドアも

一般的には2.0mの高さのものや取付高さが2mが基本となっております。

ってことは建具の上に0.4mの壁ができますよね。

それを無くすために窓の高さも建具の高さも天井高の2.4mに合わせるのです。

まずはそれだけでスッキリ見せることができます。

 

建具垂れ壁

サッシ垂れ壁あり

▲これが壁が出来ているパターン。

 

 

建具垂れ壁無し

サッシ垂れ壁無し

▲壁を無くすとこんな感じです。

 

まあ、これは最近のお家ではよく見ます。

 

高さ(横のライン)で言うと、

同じ空間にあるカウンターだったり、

ニッチ棚であったり、窓台だったり、

タイルの目地や板張りの継ぎ目部分だとか

近しい高さのものの厚みと高さを揃えるだけでも見え方が全然変わってきます。

 

 

縦のラインも同じです。

 

太い建具枠よりも細い建具枠、

細い建具よりも枠無しの建具。

見える線を細くしたり、無くしたりする方がスッキリ綺麗に見えます。

※上の建具写真参照。

 

 

窓周りも極力縦のラインが消えるように納まりを考える方がより良くなるかと思います。

しかし既製品の窓は作り上、

ちょっとした工夫をしない限り小さな壁が作られてしまいます。

ただその工夫をするだけで、見え方の綺麗さが全く変わってきます。

小壁あり

▲窓の右側に少し壁が出来てますよね。

これを、こんな感じで無くすのです↓

 

小壁無し

▲工事中の写真しかなかった(-_-;)

 

私の語彙力では文章で書くのは難しいので、

次回にディテール図を書いたものをお載せします。

 

次回へ続く。

 

Uneki

 

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