本当にディテールに神が宿ります。

こんばんは。
工事部の畝木(うねき)です。
前回、宣言しておりました通り今日から気分が変わるまで
『建築ディテール』について書いていきたいと思います。
そもそもディテールとは、どういう意味なのか?
まずはディテールの意味をお伝えしたいと思います。
ファッションやアート、ビジネス、様々な業界で使用されておりますが、
直訳すると【細部・詳細】等といった意味になります。
その中で建築業界でのディテールとは、
建物や構造物の接合部や細部、仕上げの詳細な部分や施工方法のことを言います。
大きく分けるとデザインと技術の2つの面があり、
デザイン面では綺麗に見せるため、
技術面では良い性能を確保するための詳細設計ということです。
かの有名な建築家ミース・ファン・デル・ローエが残した
『ディテールに神が宿る』という言葉が示す通り、
ディテールにこだわる、こだわらないで
その物の見え方、性能の良し悪しが大きく変わってきます。
但し、こだわり過ぎるとコスト面に大きく影響することもあるので、
バランスを取ることがとても大事になってきます。
ということで本日は『ディテール』の意味をお伝えさせて頂きました。
次回より、
デザイン面での綺麗に見えるディテールを中心に
施工事例を交えてお伝えしていきます。
乞うご期待。
Uneki