NEIGHBORHOOD

湖都コーポレーションの
価値観やセンスで
キュレーションした
地元・滋賀県の
素敵なお店や
アクティビティを
ご紹介します。

NIMAI NITAI

「インドと日本が兄弟のような関係でモノづくりを行いたい」という思いを

インドの神様nimaiとその兄のnitaiにちなんで“NIMAI NITAI”という

社名に込めて活動を行う代表の廣中桃子さん。

 

大学時代に、インドを旅されたことが現在の活動のきっかけです。

 

インドのブッダガヤスジャータ村を訪れ、

孤児院で暮らす子供たちに出会ったことを機に、

休暇を利用しては、インドへ訪れるようになったそうです。

初めは、子供たちの笑顔が可愛くて、会いに行くことが楽しみになりつつある中で、

今後継続して、現地の方たちと関われることはないかと考えはじめられました。

 

そんな時、村の女性たちから 「裁縫を習いたい!」 という声があがりました。

新聞紙を布代わりに、針を通して裁縫の練習を行う姿を目にし、

「インドで雇用の場を作り、日本向けの製品を作ることが、

唯一私のできることかもしれない」 と思い立ちます。

 

 

現地での製作を進めていくうちに、

本当の意味でインドの実情を把握できているのか、

貢献しきれているのか見つめ直し、改めてしっかり向き合おうと考えた廣中さんは

2012年に独立、“ NIMAI NITAI ”を創設されました。

 

 

インドの実情を知り、何より深刻化していると感じたのは現地での“雇用問題”。

この問題を原点とし、現地の女性たちにモノづくりを通して、

自信を持ってもらいたいと考えておられます。

 

始まりは、雇用の場の提供が目的でしたが、

今や、現地の作り手一人一人が職人として活躍する生活拠点となっています。

商品には、作り手からのメッセージカード付きのものもあり、

廣中さんが目指す 「作り手の顔が見えるモノづくり」 が表現されています。

 

 

しかし、活動が軌道にのるまでは、感覚や価値観の違いによる問題に幾度となく

直面されたそうです。

 

現地の職人に、日本の品質を言葉や感覚で伝えたとしても、

今まで目にしたことのないものをイメージし、製作してもらうのは、

とても難しく、伝えることに苦戦されたそうです。

何が綺麗な仕上がりで、どこが手直しする必要があるのかの感覚的な線引きが

思うように伝わらないこともしばしば・・・。

 

 

実際に目で見て確認しないことには、職人たちは落とし込めないことに気づき。

押し付けるのではなく、お互いを理解し合おうとする姿勢を大切にされています。

 

こういった文化の違いの中で、日本向けの商品を製作していく為には

雇用環境や賃金制度などの工夫も欠かせないと仰います。

 

「誰がどの商品を作ったのかが明確に分かる仕組みを作ることで、

職人一人一人の責任感を芽生えさせる。」

といった工夫も試行錯誤を繰り返しながら行われています。

 

当初は、廣中さんがお一人で立ち上げた会社ではありますが、

インド・リシュケーシュ出身のKARVEENさんが現地での金額交渉担当として

メンバーに加わり、スタッフも増え、徐々に現地の職人ともコミュニケーションが

円滑となっていったそうです。

 

 

最初は、インドの子供たちの為と考えた取り組みでしたが、

現地事情をしり、服飾作業に真剣に取り組む姿をみて、

短期的な一過性のものにはしてはいけないという思いがあったからこそ、

ここまで継続して活動してこられた根源だと感じました。

 

今後を見据える廣中さんは 「自分たちの力で、生活基盤を気づけるという実績を作り、

現地の方に自信をつけてもらいたい。」 と次なる挑戦を目指しておられます。

 

インドで製作された衣服などはオンラインショップや展示会でご購入いただけます。

展示会に足を運んで頂くと、直接廣中さんから活動への思いを乗せて商品を紹介して下さいます。

作り手の思いに耳を傾けながら選ぶ買い物もわくわくしてきませんか♪

 

 


NIMAI NITAI

http://nimai-nitai.jp

http://nimai-nitai.shop-pro.jp(オンラインショップ)

TEL:0748-40-0063

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今回お伺いした彦根市の“The Good Luck Store”

素敵な器や生活道具を多数取り揃えておられる雑貨店です。

〒522-0063 滋賀県彦根市中央町2-30

http://thegoodluckstore-shop.com/

TEL:0749-20-9529

営業時間: 11:00~18:00(土曜のみ~20:00)※水曜・木曜は定休日