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NEIGHBORHOOD

湖都コーポレーションの
価値観やセンスで
キュレーションした
地元・滋賀県の
素敵なお店や
アクティビティを
ご紹介します。

廃ガラス×植物『ハコミドリ』のアトリエ

@VOID A PART

廃ガラス×植物『ハコミドリ』主宰の周防苑子さんにお会いしてきました。

周防さんが今年5月にOPENした『VOID A PART』。コンビニ跡地を利用し、『ハコミドリ』のアトリエ兼カフェとしてすでに数々の雑誌に取り上げられ、注目度の高いお店です。

地元の高校から京都の芸大へ進学、その後東京のPR会社で働いていた周防さん。ご実家の生花店を手伝う為に2年前に滋賀県へUターン。

親戚が営むガラス工場にある廃材をみて、植物と組み合わせて再利用することをひらめいたそう。

ステンドグラスのワークショップに参加した際に覚えた半田ごての技術でガラスの器を作り、ドライフラワーや多肉植物を中に植栽する、『ハコミドリ』ができあがりました。

 

植物や廃材、古家具などを集めているうちに置ききれないほどの量に。倉庫を探していたところ、たどりついたのがこの物件でした。オーナーさんがたまたま中学校時代の恩師の身内の方だったそうで『周防さんなら』と、貸してもらえたそうです。

物置としては十分すぎるほどの広さ。せっかくなのでアトリエだけでなく、カフェやレンタルスペースも併用した店舗にすることに。有志で資金を募り、何も知識のない中たった一人での店舗改修がスタートしました。

そんな中、あるトークイベントで出会った滋賀県立大学環境建築デザイン学科の助教授の提案で、学生たちにVOID A PART改修を手伝ってもらうことに。最終的には約30人もの学生たちが店舗改修に携わってくれることになりました。お店のレイアウトや家具なども学生のアイデアで作られたもの。学生の自由で楽しい発想がどんどん形になっていったそうです。

 

滋賀県立大学やVOID A PARTの仲間、噂を聞いた地元の方々の協力もあって無事にオープンすることができたのです。

大変なこともあったけど何よりも楽しくできた、ということが周防さんの生き生きとした表情からも伝わってきました。

 

『人と話すのが大好き!』という周防さん。とても気さくでやわらかい笑顔に人が集まるのも納得です。私たちともたくさん共通点があり、取材を忘れて話が盛り上がりました。

1つ1つの出会いや、人とのつながりを大切にする周防さんだからこそ、VOID A PARTが形になったのだと思います。

 

  • 周防さんの今後の展望は…

『ランチの日数を増やすのが今の目標!』

ハコミドリの製作で大忙しですが、もっとVOID A PARTを突き詰めていく予定だそう。楽しいイベントも企画されていて、今後も大注目です!